アンチエイジング

2019.09.25 アンチエイジング

筋肉を維持しながら脂肪を燃やす仕組みオートファージーとは?

どうも、アンチエイジング婚活男塾のケンです。

今日は筋肉を維持しながら脂肪を燃やす仕組みオートファージーについて話していきたいと思います。

このオートファージー機能をざっくり言うと、タンパク質をはじめとした壊れた細胞組織の残骸を拾い集めてそれらを修復する機能です。

つまりこれが本当のデトックス効果というやつです。

補足ですが、私たちの体の中には不要であったり、有害であったりするたんぱく質のカスがたくさん存在します。

それらを「オートファージー機能」により常に分解と合成を繰り返しているのです。

ちなみにこのオートファージーを発見した大隈教授は2016年にノーベル生理学賞を受賞しました。

それだけこの発見は偉大で私たちにとって恩恵のあるものなのです。

さて、話を元に戻しますね、閑話休題。

分解と合成を繰り返しているタンパク質の量は1日約200gもあるので、食事から摂る量の50100gよりも実は多いのです。

でも、こういった事実はまさに細胞レベルの動きなので、私たちは実感を持つことはないです。

だからイメージとして体中のドロドロに変色した古い細胞が、オートファージー機能により綺麗なものに生まれ変わっていると思って頂ければと思います。

そして生まれ変わった結果どうなるかですが、様々なアンチエイジング効果が現れます。

  • 美肌、しわ、皮のたるみの減少
  • 脳機能、認知機能の改善
  • がん細胞の除去
  • 体内免疫システムの改善

これらに加えて細胞が若々しく生まれ変わるわけだから、代謝も良くなり脂肪燃焼効果も期待できます。

こういった機能が私たちの体の中にはデフォルトで備わっているのですが、実はこの機能を活性化するトリガーがあります。

それがファスティング(断食)です。

つまり、ファスティングをしているということは栄養供給がストップしている状態ですよね。

そうなると体が勝手にヤバいと思ってしまいます。

その結果、体が勝手に肝臓や心臓などの各器官または皮膚などの各組織に、オートファージーを活性化させようと働きかけます。

これを例えるなら、車のアクセルをグンと踏み込んでスピードを一気に上げるイメージです。

一方で、常に体に食べ物(栄養)が入ってくれば、それらを分解合成していればそれでこと足りてしまいます。

そのため体に溜め込んでいるドロドロに変色した古い細胞は分解合成に使われないでそのまま放置されるのです。

その結果、放置された古い細胞は炎症の原因になり、それがトリガーとなり病気や老化が進んでしまったりしてしまいます。

だから私たちはオートファージー機能を120%使うことが、日々のアンチエイジングに大事なことなのです。

しかしながら、こんなにも大きな発見であるのにイマイチ私たち国民への認知度が薄いのが現状です。

その原因としては、オートファージー機能を活性化させるために私たちがファスティングを始めると困る人たちがいるからです。

それは各々の食品メーカーですね。

もしも私たちの食生活が食品メーカーがこぞって推奨をしている13食ではなく、12食が基本になってしまったらどうでしょう?

単純に売り上げが落ちてしまうのです。

そうなってしまうと国レベルでヤバいために、このオートファージーは一部の健康に興味がある人たちのみしか知りません。

また私は専門家ではないので確証はとれませんが、オートファージーによるタンパク質の合成分解について疑問点があります。

それは分解合成を繰り返しているタンパク質の量が1日約200gあるならば、食事で摂取しているタンパク質の34倍あるわけです。

つまり、筋トレをしている人が摂っているプロテインの必要性はどうなんだろうと思います。

ここ最近ではタンパク質摂取のタイミングは、筋トレ直後でもそうでなくても筋肥大効果はあまり変わらないという話もよく耳にします。

実際私もプロテインを長い間飲んでいましたが、効果を感じられなかったので今は一切飲んでいません。

まあ、話が横にそれてしまいましたが、このオートファージーはもっと多くの人に知ってもらいたい機能です。

なぜならば、知ってもらえれば知ってもらえるだけ、多くの人たちがアンチエイジング効果を確実に期待できるすごい機能ですからですね。

さらにタンパク質を多量摂取しないでも筋肉を維持する効果や、基礎代謝UPによる脂肪燃焼効果もあります。

そんな訳で、この記事をきっかけにぜひファスティングに興味を持って頂き、オートファージーの恩恵を受けて頂けたら嬉しいです。

それでは今日はここまでです。

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