筋トレをして10歳若返る鍵となるマイオカインとは
どうも、アンチエイジング婚活男塾のケンです。
今日は筋トレをして10歳若返る鍵となるマイオカインについて話していきます。
このマイオカインとは生理活性物質というホルモンに似たもので筋肉から分泌される物質です。
一方で、成長ホルモン(HGH)も運動によって分泌されますが、
これは脳の視床下部から分泌されるホルモンです。
そして多くの人は運動をすると、この成長ホルモンが分泌されることは知っています。
しかしながら筋トレなどをするとこのマイオカインという生理活性物質が
筋肉から分泌されることはまだあまり知られていません。
このマイオカインの効果効能はこんな感じです。
- 血糖値を下げる
- 動脈硬化の予防
- 認知症、アルツハイマーの予防
- 脂肪の分解
- 肝機能の改善
- 血圧の安定化
要するに、若返りに関するアンチエイジング効果全般と思って頂ければOKです。
ちなみにこのマイオカインは若い頃は優位ですが、運動をしなければどんどん分泌量は減っていきます。
要するに、年齢を重ねることによって運動をする頻度がどんどん減っていけば必然的に分泌量が減ります。
その代わりに、脂肪細胞から分泌される悪玉のアディポカイン(生理活性物質)が増えると
瞬く間に老化していきます。
このアディポカインについてはまた別の記事でお話をしていきたいと思いますが、
筋トレをしてしっかりとマイオカインを筋肉から分泌させてることがアンチエイジング的にはベストです。
じゃあ、どういった運動をすればいいかというと私は無酸素素運動をお勧めします。
なぜならば無酸素運動を行うことでマイオカインと成長ホルモンを同時に分泌させることができるからです。
ちなみにジョギングなどの有酸素運動はマイオカインは分泌されますが、
成長ホルモンの分泌は期待できません。
その理由として、成長ホルモンは心拍数をある程度高めないと、運動では分泌されないからですね。
そのため、筋トレやHIITのような無酸素運動をすることをお勧めします。
そしてマイオカインは脚などの大きな筋肉を刺激することで、
分泌されやすいためスクワット系の運動が良いと言われています。
それをやる際にはできるだけ心拍数を高めるために、きついと感じるレベルでやるべきです。
ちなみに脂肪細胞から出るアディポカインの一種で
アディポネクチンとレプチンという物質があります。
これらは空腹時になると発動して、脂肪燃焼などの効果効能を与えてくれます。
またこれには成長ホルモンや老化を抑える若返り遺伝子「サーチューイン遺伝子」も影響をしています。
つまりこれは空腹=飢餓といった体が危機を感じた時に受けられる恩恵です。
そしてマイオカインも同じで、
ある程度体にとってきついと思える運動をした方が恩恵を受けることができます。
私たちが健康であるために必要なことは食事、睡眠、運動ということは多く人は知っています。
そして食事と睡眠に関しては質にこだわらなければ、必ずご自身の生活に取り入れているはずです。
そうでなければ死んでしまいますから 苦笑
しかしながら成長ホルモンやマイオカインを分泌させる運動に関しては
ご自身の「意思」が必要になります。
だから運動を習慣にしなくてはならないのですが、簡単に習慣にできる良い方法があります。
それは少しでもまずは運動効果を感じてみることです。
そのために面倒でもジムに行ってみることをお勧めします。
なぜならば、ジムだとダンベルやマシンをはじめとした器具が沢山あるので、
種目のバリエーションが広がります。
そうなると鍛えられる筋肉の部位が多くなるので、
より多くの部位からマイオカインを分泌させることができます。
つまりマイオカインは一日で同じ部位から分泌できる量が大体決まっているのです。
そのため多くの部位(筋肉)を痛めつけた方が効率がいいのです。
そうすることにより、筋肉も増えるし、前述したアンチエイジング効果を感じることができます。
つまり運動の効果効能を感じて、それを習慣化できるということです。
そして最後となりますが、今はボディメイクが流行っているので
とにかく体脂肪を減らせばいいみたいな風潮があります。
しかしながら、それは寿命を縮める行為です。
つまり今日お話しをした筋肉細胞から出るマイオカインと、
脂肪細胞から出るアディポカインのバランスが大事なのです。
いくら筋トレをしてマイオカインを優位にしても、
脂肪を極端に落としてアディポカインがうまく機能しないとアンチエイジング効果が半減してしまいます。
だから10歳以上若々しくなりたいのならば、適量の筋肉と脂肪があるバランス型を目指して頂けたら嬉しいです。
何度も言いますが、やはり中庸が大事ということなんです。
それでは今日はここまでです。
何かわからないことがあればLINEください。
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