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2019.09.09 マインドセット

婚活男性に必要なマインドセット「無知の知」とは?

どうもアンチエイジング婚活男塾のケンです。

今日は婚活男性に必要なマインドセット「無知の知」について話していきたいと思います。

この無知の知とはギリシャの哲学者であるソクラテスの言葉です。

そしてこの無知の知という言葉の意味なのですが、「自分が無知であることを知って(認識して)いる」という意味です。

端的にいうと、いくら知識があったとしても、それに満足せずにもっと知らないことを知る必要があるということなんです。

そして今回はこれを婚活に役に立つようにアレンジした形で説明しようかなと思います。

あくまでも今回の話は「無知の知」について、私の解釈からの話なので悪しからず。

さて婚活男性だけに限ったことではないのですが、自分の中の常識を世の中の常識であると思い込み、自分の殻に閉じこもることは非常に危険です。

私は別の記事でも良く話していますが、人間は年齢を重ねれば重ねるだけ自分の中の常識というものがどんどん確立されてしまいます。

これについてはこちらの記事で詳しく話しましたので参考にしてみてください。

やる気がない婚活男性が本気になれる2つの視点

つまり客観的にはどう考えてもAなのですが、その人にとってはBであるということが揺るがないといったことが起こります。

婚活の例を挙げれば、30代以降の婚活は実際は超厳しいのに、その人はそういった危機感を持たないどころか余裕だと思っている。

自分の中の常識が「婚活は俺がその気になれば余裕」ということに書き換わってしまっているのです。

要するに客観的な情報を、自分にとって良さそうな解釈に変えてしまうということですね。

そしてどうしてこのようなことが起こるかというと、ソクラテスの言葉を借りると自分が無知であることを知らないからです。

またそうなってしまう原因はメディアの情報操作も影響しています。

ちなみに何でもかんでもメディアの情報に引っ張られてしまう人たちを情報弱者といいます。

例えば、出会い系アプリなんかが良い例ですね。

ある出会い系アプリは「40代以上の男性が一番今はモテますよ~」なんて根も葉もないことをキャッチフレーズにしています。

そして一定多数の人はこの根も葉も無い情報を信じてアプリに課金してしまいます。

課金をすればそのアプリ会社が儲かりますが、40代以上の男性はモテないのでパートナーを見つけることはできません。

つまり、WinWinではない関係ですよね。

またこういった根も葉もないキャッチフレーズを真に受けますが、アプリには参加しない男性も一定多数います。

そういった男性は「40代以上の男はモテるんだったらまだ婚活しなくて平気じゃん・・・」と思うようになります。

でも実際はそんなあぐらをかいている余裕なんて1mmもない訳で、それに気付いた頃は「時すでに遅し」です。

そのため、アプリに参加した人も参加しない人もWinWinではなく損をしてしまうということです。

でもですねここで、「40代以上の男性が一番今はモテますよ~」と聞いて本当かなと自分で調べれば状況は変わります。

だって調べればモテるどころか背水の陣で婚活に臨まないとやばいといったエビデンスがいくらでも出てきますから 汗

そしてこの調べるという行動はまさに、自分が無知であることを知っているからできる行動です。

メディアの情報なんて本当にデタラメだらけです。

ファッション業界もその年の流行は、流行らせたいものを有名モデルに着てもらい、狙って流行を作っているだけということを見ればわかると思います。

そして話を戻しますが、このソクラテスの言葉は婚活以外のことでも、何でも当てはまります。

例えば健康などの話で例えると、もしも健康診断の結果が悪かったとします。

中性脂肪、肝臓の数値、血圧などなど、これらの結果が悪く、「担当のぽっちゃりした先生」に痩せましょうと言われたとします。

その時に、このお医者さんはおそらく「運動をして、カロリー制限をして、脂っこいものをやめてください。」などと当たり障りないことを言うと思います。

そしてここでぽっちゃりした先生に言われたことを「わかりました!」と素直に聞いてダイエットを実践したとします。

でも、おそらく成功しないでしょう 苦笑

なぜならば、自分がぽっちゃりした医者の言うことなんて説得力はないし、ありきたりなことばかりしか言わないからです。

だからもしもそんな医者に当たってしまったら、自分でもっとダイエットについて調べる必要があります。

ダイエットを1から勉強して、より自分に合った方法を探して実践する必要があります。

それが、自分が無知であることを知っているからできる行動なんです。

よーく考えて見てください。

ぽっちゃりした医者にダイエットをしろと言われても「お前がしろよ!」と言っても良い話だと思いませんか。

自分が無知であることを知るということはそんなふうに、常識を斜めから見てみるというふうに解釈できるかもしれません。

こんな感じで世の中は矛盾だらけなんですね。

だからその矛盾に気付いて、自分なりに客観的な話に耳を傾けて情報操作の波を超えていく必要があります。

そのためにはまさにソクラテスの言った「無知の知」と言う概念を理解する必要があるのではないでしょうか。

自分が無知であることを知って、常に客観的な情報を踏まえた答えを自分なりに出してみる。

そのためにも自分の殻に閉じこもらずに、客観的な情報に常に触れているという癖をつけて頂けたら嬉しいです。

それでは今日はここまでです。

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